院長挨拶

はじめに

専任コンシェルジュ

放射線治療は外科手術、抗がん剤治療とともにがん治療の三本柱として欠かせない治療です。しかし、2007年に施行された『がん対策基本法』でも指摘されているように、日本の放射線治療は十分に利用されているとは言えません。質の高いがん治療を行うためには副作用が少なく、外科手術とほぼ同等の治療成績を有する放射線治療をもっと幅広く有効利用することが必要と思われます。

放射線治療は完治をめざす『根治治療』から、痛みなどの症状を緩和する『緩和ケア』まで、あらゆる病態の患者さまに治療できるという特徴があります。完治をめざす放射線治療は多くの総合病院で実施されています。

しかし、緩和医療も視野に入れた放射線治療は整備されていないと言っても過言ではありません。再発癌や進行癌の治療は局所再発、遠隔転移など様々な病態を呈するので、標準治療のように一律のアルゴリズムで治療することはできません。個々の病態に合わせた綿密な治療計画が必要になり、多くの患者さまを抱える多忙な大病院では治療計画に十分な時間をかけることが難しいのです。

私ども広島平和クリニックでは、一人一人の患者さまに十分な時間をかけ、質のよい病診連携・チームワークにより、大病院では実現できない患者さまの希望に応じたきめ細やかな医療の提供を目指しています。

当クリニックでは、がん相談外来と治療初診外来を設けています。
がん相談外来では、がんの診断から治療、当クリニックでの治療の適応の有無、セカンドオピニオンまで幅広く皆様の疑問にお答えしています。画像情報を電子媒体で持参して頂いた患者さまには病状とそれに対する適切な治療方法を説明しております。また、診断が難しい場合には、最適な画像診断方法の組み合わせを提供しています。がん相談外来は、院長が主に担当しています。

治療初診外来では、既にがんと診断され、主治医と患者さまが当クリニックでの放射線治療を希望されている方のための外来です。当クリニックでの治療方法や期間、副作用や治療効果など個別に説明しています。治療初診外来は、院長とセンター長が担当しています。がん相談外来、治療初診外来ともに完全予約制で運営しています。

院長 廣川 裕

院長略歴

昭和52年3月 広島大学医学部医学科卒業
昭和52年5月 広島大学医学部附属病院 放射線科 医員(研修医)
昭和53年4月 同上 放射線科 助手
昭和54年6月 日本赤十字社広島原爆病院 放射線科 医師
昭和56年1月 広島大学医学部附属病院 放射線科 助手
昭和57年9月 筑波大学粒子線医科学センター 医学研究生
昭和59年1月 広島市立安佐市民病院 放射線科 医師
昭和61年1月 広島大学医学部 放射線医学講座 助手
昭和62年2月 同上 併任講師
昭和63年3月~11月 米国コロンビア大学医療センター放射線腫瘍部 留学
(visiting assistant professor)
昭和63年10月 日本医学放射線学会 放射線科専門医(第1241号)
平成3年6月 広島大学医学部 放射線医学講座 講師
平成4年9月 同上 助教授
平成11年7月 日本放射線腫瘍学会 放射線腫瘍学認定医(第202号)
平成14年4月 広島大学大学院医歯薬学総合研究科展開医科学専攻
顎口腔頸部医科学講座 助教授
平成16年1月 順天堂大学医学部放射線医学講座 教授
平成16年4月 同上 主任教授
平成17年8月 医療法人社団葵会 学術理事(広島平和クリニック 医師)
平成21年3月 医療法人社団葵会 広島平和クリニック院長
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