診療の流れ

がん相談外来・治療初診外来

当クリニックで治療を行っている方の多くは他院からの紹介やセカンドオピニオンを受診された方です。まず当クリニックのがん相談外来を受診していただきます。がん相談外来や治療初診外来では紹介元のご施設からお受けした診療情報、画像、並びに問診により収集した情報をもとに、当クリニックでの放射線治療の適応があるか否かを決定します。また、当クリニックでPET検診を受け、がんが見つかった方については、高精度放射線治療の適応があれば、放射線治療の得失についての説明を行います。

治療内容ならびに治療開始までの流れのご説明

がん相談外来で当クリニックの高精度放射線治療の適応があると判断された場合、治療初診外来に紹介された患者さまには治療内容や診療費についてのご説明を行います。ここで治療内容と診療費および治療開始までの流れについて説明させていただきます。

治療計画用CT・MRI撮影および診断

高精度放射線治療において身体の固定は非常に重要であり、そのための固定具を作製します。固定具作製には20分程度かかります。固定具作製後に治療計画用CTを、治療部位によってはMRIも撮影します。撮影の際に、必要に応じて造影剤を用いた撮影を行うことがあります。また、この画像情報から今現在の病態を診断し、最終的な適応の確認を行います。

治療計画用CT・MRIの撮影後、治療開始日のご相談を行います。ほとんどの場合、約1週間後に治療開始となります。予約時間については、出来る限りご希望に添えるよう努力致しますが、遠方から御来院される患者さまや他施設で他療法をお受けになる患者さまのご都合により、ご無理をお願いする場合がございます。

コンピュータによる治療計画シミュレーション

固定具作製時に撮影したCT・MRI・PET-CTの画像診断情報を元に、治療計画用コンピュータで治療を行うターゲット(病巣)部分と、その近傍の正常臓器の輪郭を取得します。 治療計画用コンピュータで放射線照射ビーム(入射角度、範囲、強度)をシミュレーションし、体内の線量分布を計算します。またこの時、放射線医学の臨床データと照らし合わせ、治療方法・線量分布が最適であるかを放射線治療専門医・医学物理士が判断します。

実測定による確認

治療計画用コンピュータでシミュレーションした治療計画が正しく実行できるかを、放射線測定装置を用いた実測定により検証・確認します。

治療計画データの治療装置への登録

放射線治療専門医・医学物理士が承認した治療計画を治療装置に登録します。また登録したスタッフとは別のスタッフが登録内容を確認し、常にダブルチェックを徹底しています。

治療前の診察

治療の開始の前に必ず診察を行い、治療計画の内容をご説明し、ご理解頂きます。十分にご納得を頂きましたら、同意書の記入をお願いしています。また、この時の体調をお聞きし、万全であれば治療を開始します。

治療

治療は完全予約制ですので、予約時間に来院されれば待ち時間はほとんどありません。放射線治療は高精度の装置を用い、毎日同一の治療を繰り返します。患者さまやご家族の皆様の安心を得ていただくことを目的として、ご希望に応じお付添いの方に治療室(装置操作室)へ照射直前まで入室頂けます。また治療中の様子はガイダンスルームにあるTVモニタでご覧頂きます。この時に、治療装置のこと、治療のための位置合せのこと、治療計画のことなどの技術的な説明を行います。 また、この期間中は毎日診察を行い、ご体調の変化が無いかをお聞きします。実際の治療時間は治療部位や照射方法により変わってきます。一部位のみの照射であれば、15分程度、二部位になりますと30分程度です。

治療の終了

治療の終了日に、診察を行い、最終的なご体調をお聞きします。この時、紹介施設(主治医)への治療報告書を作成します。また、目に見えて治療効果が表れるのは、数ヶ月後となりますので、当クリニックで定期的に診察を受診することをお勧めしています。

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