がん健診・検診について

よくある質問

ポジトロンとは何ですか?

通常「電子」はマイナスの電荷をもっていますが、ポジトロンは、「陽電子」といってプラスの電荷をもっています。陽電子は不安定なために、すぐに電子と結合し、その時に2本の放射線を正反対の方向へ放出します。この放射線をPET装置で撮影します。

PET検査に用いられるくすりには、どのようなものがありますか?

PET検査には人体が必要としている、糖分、水、酸素、アミノ酸、脂肪酸、核酸、神経伝達物質などに、ポジトロン核種を標識した化合物が使用されます。 検査目的によって、くすりを使い分けます。がんの検査にはブドウ糖にポジトロン核種[18F]を標識した[18F]FDGが使用されます。

すべてのがんがわかりますか?

くすりの排出経路である、腎臓、尿管、膀胱など、部位によってはわかりにくい場合があります。脳、胃、肝臓などのがんはPETでの発見が難しい場合があるため、他の検査方法との併用をおすすめします。

PET検査の被ばくはどのくらいあるのですか?

PET検査ではポジトロン核種を標識したくすりを使用するので、わずかですが放射線被ばくがあります。しかし[18F]FDGを注射した検査をした場合で、胃のX線検査1回行うよりも少ない被ばくです。

PET検査による被ばくでどのような影響がありますか?

PET-CT検査で約9.0ミリシーベルトです。身体に重大な影響を及ぼす被ばく量ではありませんので安心してご受診下さい。

検査前の注意事項はありますか?

[18F]FDGを使用したPET検査の場合、検査前約4時間は絶食をしていただく必要があります。水やお茶は飲んでも良いですが、砂糖入りの甘い飲み物は避けてください。

PET検査は健康保険で受診できるのですか?

全ての悪性腫瘍(早期胃癌を除く)が保険診療の適応となります。主治医の先生または当クリニック医師とご相談のうえ、検査をお受け下さい。

転移したがんはわかりますか?

PET検査は一度の検査で全身を検索できますので、がんの転移を発見するのにたいへん役立ちます。転移のあるなし、範囲によって治療法が変わりますので、PET検査は有用です。

腫瘍が見つかった場合はどうなるのですか?

必要な検査を追加して、専門科医による治療を行う必要があります。当クリニックより、適切な医療機関へご紹介いたします。

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